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Posted by naturum at

2016年02月19日

ヤマトタケル

2月も後半になるというのにこの冬は雪山へ行けてないです
今週末晴れなら行こうと思ってましたが
どうも天気良くないのでダメですね~残念!


そこでまた小ネタです


皆さんご存知の
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)





名前は知ってるが実在したかどうかも??
色んな伝説があるようですね~


そんな中でも
近所の草薙神社は全国的にも有名なのではないでしょうか?




神社の鳥居のすぐ上に石像があります






これです 








アップにしてみますが
なんだかあまりカッコ良くないですな









そして日本平には銅像があります
日本平ホテル駐車場の上 







これは若い時の姿のようでカッコいいですね~
とても同じ人と思えないです(笑)








そしてあまり知られて無いかもしれませんが
もう一つ清水区に日本武尊の石像があるんですよ

そこは秋葉山近くにある矢倉神社






これがそうです






あれ?似てる?
草薙神社のものと似てますよ








横に看板があり説明が書かれていました



同じ所で造ったもののようです
どうりで似ている訳だ
しかも焼津神社にも一体あるんだね~






そこでネットで少し調べてみました
日本武尊はある意味伝説ですから縁の所が全国各地にあるんですね



まずは金沢兼六園の真ん中に建っている
「明治紀念之標(めいじきねんのひょう)」いわゆる日本武尊像です



これはなんと明治13年(1880)に造られた「日本最古の銅像」らしいですよ
ちなみに上野の西郷隆盛像が明治30年(現存する銅像では3番目に古い)
またこの像は鳥の糞が付かないので有名らしい(ヒ素の含有量の関係だとか・・・)
気になる方は調べてみて下さいな




そして山では
深田百名山の一つである伊吹山の山頂にも
日本武尊が!








また上州にあるこれまた深田百名山
武尊山の山頂近く2040m地点にもあります
そりゃ武尊山って言うくらいですからね~
これも古く1890年(明治23年)建立らしい



たぶん日本最高所の日本武尊じゃないですかね?
これは見に行ってみたいっていうか登りたい





そして晩年の姿もありますよ
「日本武尊終焉の地」とも言われる三重県鈴鹿市の加佐登神社にあるものです
お爺さんですね 






少し調べただけで15体くらい見つけましたが
カッコよさNo1は断トツで日本平の日本武尊像ですな




探せばもっと多くの像が全国各地にあるのでしょうね
静岡県にも他にあるのだろうか?

この記事書くためだけに本日日本平と草薙神社に行ったのは内緒です(笑)

  

Posted by トオル at 18:36Comments(3)SHIMIZU

2016年02月09日

またまた久能で旧道探し

2016年2月6日(土)
inaminさん親子が久能下で遊ぶと言うので一緒に楽しんできました


※今回写真一枚も撮ってない為、全編imaminさん撮影写真でのレポです
すみませんが勝手に使っちゃいました


朝8時
まずは青沢の谷から大谷~日本平ハイキングコースに乗り
崖沿いをぐるっとして久能小ルートで下山します






多少間違いもあったものの道もそんなに荒れてなく順調でした





さてここから第2回戦
自分としてはメインイベント(笑)
二人にもお付き合いして頂き昔のルートを探ります
ひとりじゃなにかと大変なので探検はチームの方が良いですね!


また50年程前(S36)の地形図です




赤線がロープウェイ下の道
この途中から川を渡って上に向かう道(青線)があります
ずっと谷についていて崖に向かってそのまま乗り上げるようですね





これを現在の地形図で見ると




途中の堰堤(赤い印)まではちゃんと道があるようです
そこからは青線のルートでしょうか
昔より複雑な地形になったような感じですね
うまくいけば遊木の森の少し上に出れるはず


航空写真ではここですが
この画像では行けるかどうかわかりませんね







時間は10:30

まあ行ってみましょう
川を渡ります





このルートは沢に水がありますね
(他ルートはほとんど水がありません)






一応道らしきものを辿って
これが地形図の堰堤のようです
なかなか迫力ありますよ





この地域では他に見たことのない鋼製
昭和44年製なので七夕豪雨より前のもの




その後は川床を上流へ

最後の方はやはりとても複雑な地形であっちこっちウロウロ
周りは崖に囲まれて道があると思えない

1/2500の地形図では細かい地形は読み取れないし
GPS使っても結構難しい

なかなか昔の名残を見つけられず
あきらめかけましたが
ダメ元で崖の隙間の急な箇所を無理やり登ってみると







とうとうおなじみコンクリート階段発見!!





まさか!ここ?と思うようなところに道がついていました
昔は階段だったのだと思いますが流されたのかまるで名残が無い急斜面
上に登るまではとても道だったとは思えない場所ですよ



しかし
その先に進むも目の前は崖





さすがにここまでかと思った
その時inaminさんが前方上部に階段らしきものを発見


でも歩けるスペースがあるとは思えない
落ちればちょっとヤバイ感じ





慎重に草木の根元を掴みながら進み
なんとか崖上に登りつめました






その後は藪漕ぎしながら遊木の森



昔の人は凄いところに道をつけたものです
まあここしかないと言えばそうなのかとも思いますが
最後の崖の部分なんかまさかと思うような場所で驚きました
このルートは今までで一番状態は悪いと思う
景色も別に良くないし・・・行ってみたい人なんか居るのだろうか?(笑) 

※この記事を見て行って何かあっても当方一切責任は取れません
まあそんな人が居るとも思えないけど念の為書いておきます







これで旧道探しはホントに最後なのでしょうか?












安心して下さい
まだ終わりじゃありません





上の地図で気が付いてる方もいるかと思いますが




ココ!
青いルート



手前の尾根はロープウェイ下探索の時に行ったけど
ここはまだ探索して無いはず
どうやら谷を行くルートみたい


ここは確認しに行かなきゃいけませんね~



今年はもう十分楽しんだから
来年の冬かな~? 



その時は誰か付き合って下さいな!




  

Posted by トオル at 00:04Comments(6)有度山SHIMIZU

2016年01月17日

もうひとつのロープウェイ

今週末は諸事情あって山に行けないので小ネタです
って無理に書くこともないのだけれど暇だったので。。。


静岡市には日本平山頂と久能山東照宮を結ぶ日本平ロープウェイがあります
これは静岡市民なら誰でも知ってますね
一度くらいは乗った事もあるでしょう
自分も この前乗ったばかりです

この静岡鉄道の運営するロープウェイ
1957年(昭和32年)開業ですから今年で59年 もうすぐ還暦ですか
全長は1065mと意外に短く時間も約5分だそうです
料金は大人550円とまあそんなもんでしょう






さてここからが本題


ご存知の方も居ると思いますが
かつて静岡市 正確には旧清水市(現在の清水区)に

もうひとつロープウェイがあったのです!!




どこにあったかわかります?












ここです!









そう
山原中継所



知ってました?







この中継所に勤める方専用のロープウェイがあったのです
昭和28年運行開始と日本平より古いんですね~

山麓と山頂を結ぶ全長約1200m 
約12分で一日7往復程していたそうです
当時日本で2カ所(広島と山原)しかなかった電電公社の専用ロープウェイ



その後上までの道路が出来た為
1982年(昭和57年)3月31日廃止 



1982年は「赤いスイートピー」「チャコの海岸物語」「待つわ」などが流行った年
そんなに昔じゃないじゃん!
と思ったけどもう33年もたってるのか・・・汗



その頃遠足とかで何度か山原中継所には行ってるんですが
なぜかロープウェイの存在を覚えてないんです


翌昭和58年にロープウェイは撤去されてしまった為
残念ながら現在では見る事が出来ません






しかし





ちょっとだけ残されている物があるようなんです
なのでちょいと見学に行ってきました



車で山頂直下まで行き
フェンスに囲まれた敷地内を覗く




ん? ここに何かありますね~黄色い→





フェンスの間から撮影








ズームしてみました
<アイドルホイール>という物だそうです
右の方向にロープウェイは架かっていたという事ですね
その右に見えるのが<山原索道記念碑>です  参照ブログ





もう少し近づきたかったけど今日はキレイな格好で来てしまったので断念(笑)
今度は藪こぎスタイルで来てみようか




次はロープウェイの下を見に行きますか!


山を下って山原堤の駐車場に車を停め
5分も歩けば「小壮の滝」との分岐 ここを左に行く
ここも熊出ますよ・・・






そこから5分くらいで川の左に石積が見えてくる











どうやらここが下の駅だった場所のようです
振り返って見る 左が道です






で前方を見ると






わかりづらいが山頂の鉄塔が見えます





当時の物は何も残ってませんでした


今回参考にしたブログによると5,6年前までゴンドラも保管されていたようです
ただこれが何処なのか探したけどわからないんです
誰か知ってたら教えて下さいな 






戻って滝を見に行きますか
分岐から1.5キロ約15分ってところでしょうか

<小壮の滝>
雨も降らないせいか水もほとんど流れてないです。。。
実はすぐ左にある山原大滝の方が立派だという不思議




ここから3キロ程でミカン畑と思われる地点があり
昭和60年頃まではそこから山原中継所までの山道があったようです
たぶんロープウェイが使えない時に職員はそこを歩いて登っていたのでしょう

しかし今は廃道となっているらしい 参照記事



さあ誰か探検して来て下さい!(笑)


今日の記事を書いていて思ったが昭和60年ってついこの前だったような気がするのに
もう30年近くも昔なんですね~ 
一年一年が早いわ どんどんジジイになっていく・・・


今年は山以外の記事もアップしてみようかと思ってます
そうそう山行けないし小ネタなら簡単に書けそうそうなんで
気が向いたらまた書きます





  

Posted by トオル at 00:21Comments(12)SHIMIZU

2015年02月24日

有度山の砲台





山に行けないので小ネタです

以前調べものをしていてあるHPでこんな記事を見つけた


~~~~~~~~~~~~~

清水の砲台

駿河湾を見下ろす有度山(日本平)には、
本土決戦部隊(護古部隊)が掘ったという八〇〇メートル余りの巨大な地下壕がある。
トンネルは一九四五年三月ころから掘られた。台座には高射砲が備え付けられる予定だった。
二〇人ほどを収容できる兵舎と武器庫も建設された。
谷田からは弾丸が、草薙からは食料が、
トンネルを通って山頂付近の前線基地と武器庫へと運はれるようになっていた。
兵士たちは静岡市の平沢寺とその周辺に居住し、三交代で建設にあたった。
松丸太をトラックで運び、作業現場までは人力で運んだ。
トンネルが完成するころには周辺に多数の軍用壕を掘った
(「日本平の巨大軍用トンネル」毎日新聞静岡版一九九八年一一月一九日付記事)。

護古部隊とは東海軍隷下の第一四三師団のことであり、
清水で陣地構築をおこなった部隊は歩兵第四一〇連隊だった。

「『阪復』静岡県区内接収関係」には清水砲台の配置図があり、
壕をもった砲台が駿河湾防衛に向けて清水の有度山と袖師、
さらに沼津の久料にも建設されたことがわかる。
有度山砲台の配置図によれば、内部には居住区、弾薬庫が作られ、
日本平と久能山方面に出入口がつくられていることがわかる。

~~~~~~~~~~~~


ずっと気になっていたのだがちょっと時間が空いたので調査
  続きを読む

Posted by トオル at 13:37Comments(12)有度山SHIMIZU