2013GW小河内岳へ

トオル

2013年05月01日 15:39

滞在時間たった30分という早業で上高地を脱出した我々は
次に向かう場所を考えなければなりません


沢渡駐車場で色々悩んだ末
大鹿村役場に林道情報を問い合わせ
決定した先は

前日冬季通行止めが解除された鳥倉林道で塩見岳というプラン
って塩見なんか登れるのか?



というわけで
27日は鳥倉林道車止めゲートまで行って車中泊

※この林道予想していたものと違い最初部落を抜ける所こそ狭いが
その先は幅も広いし全面舗装されていて安心して走れます
考えたらバスも入るんだった
駐車場は30台程トイレ水道あり




28日5:10ゲート出発
ここから約3キロの林道歩き
ウォームアップには丁度いいと言う人もいるが自分はいらない



5:50鳥倉(豊口山)登山口
夏はここまでバスが入るらしい
登山届を出して行きましょう









このように番号が表示された標識があるので
目安になります








4/10の手前から雪
アイゼン着用


ず~っと左傾斜のこんな道なので
変に力が入ってしまい疲れます









塩川分岐あたり
やっと北側の展望が開けます
本谷山 左に仙丈ヶ岳 奥は甲斐駒ですかね 







9/10から先が結構急登でキツイっす
ただもう少しだと思うとテンション上がる





9:25ようやく三伏峠 
小屋が雪に埋もれてます




冬季小屋有りますが中は暗くて昼でもライト必要
晴れてたしとても使用する気にならなかった
テント2張りとシュラフ1あり3名使用した模様



9:30テン場到着
さっそくテント設営
この日は他に2張り






塩見岳が見える良いロケーション
日だまりで暖かいし言う事なし
しいて言えば生ビールが売ってない(笑)




10:30
この時間から塩見まで行くのはとても無理
まあわかってました

でもまだ飲むには早いし
ちょっと散歩にでも出掛けましょう


三伏峠のお花畑から見る塩見岳





11:10三伏山(2615m)
ぐる~っと360度の大展望地





少し先にテント跡
ここは最高の景色だろう




塩見に向かって気持ちよい稜線歩き




振り返って






12:25
本谷山(2658m)
これまた最高の展望地





白峰三山







南には悪沢岳 赤石岳も








塩見岳はまた今度







もちろん中央アルプスはずら~っと見えてます







もう今日は十分
さあ戻ろう



14:15テント場



暖かいから外で飲みましょう






塩見を見ながら乾杯~♪






塩見岳を目指した方々が時々帰ってくるので
会話しながら楽しい時間

早い人で往復9時間30分程
辿りつかない人もいたり
17:30頃戻ってきてこれから下山すると言う方々
遅かった人はヘッデン点けて19:00近くテントに帰還

結構ハードなルートなんですね~





18時頃寒くなってきたのでテントに入って

20時には就寝





翌朝
4月29日(月)

4時起床

5:05
ヒンヤリしてイイ感じです







登山靴の紐が凍って針金みたくなってた
テント内に入れてたけど雪をしっかり落としてなかったからかな







5:23
テン場にも朝日が差し込みます







5:30さて行きますか!出発


向かうは烏帽子岳






振り返ると
真ん中白い所がテン場 右は三伏山 奥には中央アルプス







みんな大好き富士山だ~








6:23
烏帽子岳(2726m)

烏帽子岳より
 左に前小河内岳 右に小河内岳 奥左が悪沢 奥右が中岳





さあそっちへ行きますよ







前小河内岳への登り
最高~!







前小河内岳は標識無いのね
なんか凄い景色だな~








まだ時間あるから
小河内岳まで行きましょうか
避難小屋も見えてますね







後ろに塩見が見えてきました
ヒイヒイしながらの登り








7:43
小河内岳(2802m)
ほう2800m超えてるんですか~
しかし地味なのであまり知られてない?






ここも一級の展望地



歩いて来た稜線
奥に塩見岳 右は蝙蝠岳








南アルプス南部がずら~っと

悪沢岳 赤石岳 聖岳まで見えておりました







小河内岳避難小屋は立派




2階が解放されてます
とてもキレイで泊まりたくなった
今度はここまで来て泊まるのもいいな

ちなみにトイレは閉鎖



さて十分満喫したので帰ろう




遠く見えたがそんなに遠くないか?




10:00テン場


のんびりテント撤収して
テン場にお別れ


10:55下山開始




帰りも気が抜けないっすよ








13:10登山口






あとは林道だけ







林道から小河内岳を見る








13:55ゲート到着






帰りに小渋温泉「赤石荘」で入浴(500円)




ここの半露天風呂から見えるのは中央アルプスの一部
残念ながら赤石岳は見えない
客室からは見えるらしい





19:30頃帰宅

中央道松川ICから諏訪を回って帰ったのだが
浜松回りとどちらが良かったのか?



今回は涸沢に入れず急遽予定変更したので
下調べもせずに行ったのだが結果大正解!

いや~良かったです

2日で会った人は15人くらいかな
それもテン場で会ったのがほとんどで
山歩いている最中には3人くらいだった
GWなのにこの静かさにちょっとビックリ
こいつは最高です


大きな声で言いたくないが
皆さんおススメですよ!!



気に入ったので来年のGWもまた行っちゃうかも
その時は2泊で塩見岳チャレンジだな



ヤマレコはこちら


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